中古のピックアップシェルの購入を考えているなら

pickupcamper

2007年03月09日 21:00

重要な点検事項を書いておきます。
赤と黄色のマークのある箇所です。
家の大黒柱みたいなところがあります。
「価格.com自動車保険」
過去記事のここ左クリックして下さい。と、ここにジャッキアップの仕方、
大変さについてかきました。

これがそのまま、ピックアップシェルの最重要箇所、弱点に繋がります。

一般のキャンピングカーのボディーだと、経年により柱、
壁が腐ってきても、そのまま崩れることはありません。

しかし、ピックアップキャンピングカーのシェルだと、
トラックへの上げ下ろしを伴うため、
ジャッキとピックアップシェルの取付部分に、
大変なストレスがかかります。

ジャッキを使う場合に、地面が必ずしも強固で平坦では無い
ために、4本ないし、3本のジャッキが
又裂き状態になってしまうことがあります。

ジャッキが曲がるのは、交換で済むのですが、
ジャッキの取り付け部分であるキャンピングシェルの角の柱は、
又裂きの影響を受けると、完全な修復ができなくなります。

よって、イラストの縦の赤いマーク部分の修復暦は厳重チェック、
というか、修復跡があるものは、買わない方が賢明だと思います。

右下の黄色の部分には、よくガスボンベとかの収納庫があります。
この部分も本来は、角で力が掛かるところですので、
収納庫など無い方が良いのです。
ある場合は、中を確認して、周囲の痛み具合をチェックしましょう。
痛んでいる場合、
ここも柱に影響がある痛み(歪みとか、腐り)を見つければ、
購入を控えましょう。

あとは、横の赤いライン、これは、事故暦があるか、
相当な雨漏りでもなければ痛みませんが、
この横の柱でバンクベッド部分を支えていますので、
ここの腐りがあれば、長持ちしません。

あとは、一般のキャンピングカーと同じく、ルーフの雨漏りチェック。
これは、程度問題ですけどね。 修復暦があるから安い中古もあります。
ただ、ルーフの中板が腐って、柔らかくなっているものは避けるか、
自信があれば、自分で張替えすることを前提に購入して下さい。
上に書いたジャッキアップ部分の損傷は、修復が大変ですが、
ルーフは前面張替えも可能です。

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