自信満々のColeman500改で、ケロシンを燃料に
火力検証をしましたが、期待外れの結果に
で、もしや???と思い、ブログネーム 掘 耕作さんのページで
武井バーナー501のレポートを読むと、やっぱり・・期待外れ・・
で、少し悩んでみると、原因が解りました。
科学的な発見では、ありませんが、キャンパーにとっては、重要!!
これで、ケロシン派は、心の安寧を取り戻せますゾ
バンドプロバイダ比較
火力の検証の方法は、300ccの水を沸騰させるまでの時間を測定する、
というものです。 火力自慢のガスストーブで2分を切る位、私の500改で、
1分を切るか!!と思いきや、3分フラット
武井501でも3分位のようでした。
ケロシンって熱効率悪い??? んな筈ないです。 悪ければ、
ディーゼルエンジン車が、あんなに燃費が良い筈ないわけでして・・・
それで、ちょっと考えて・・・・フフフ 解ったぞ・・・
例えて言えば、ケロシンで水の沸騰までの時間を計るのは、
サラブレッドの50M走を計測するようなものなのです。
本来のパワーを発揮する前に、ゴールになっちゃうわけ。
原因は、ガソリンとケロシンの気化温度の差にありました。
ネットで調べたガソリンとケロシンの沸点は、アバウトですが、
それぞれ70℃と250℃。 その温度ですべてガス化するわけです。
ストーブのジェネレーターが、この温度に近づくにつれて、ストーブは
フルパワーで燃焼するわけね。
で、水を入れた鍋をストーブの上に置く・・・ということは、
保冷剤をジェネレーターに被せているようなもの。
水が沸騰することによって、100℃以上には上昇しないわけで、
ケロシンが、勢い良く気化する温度(250℃)に
ジェネレーターが温まるのを邪魔してしまうわけです。
一方、
武井バーナーを暖房用に使う場合、空焚き状態で上部に水を置きませんので、
どんどんバーナー部分の温度が上昇し、気化器が本来の能力を発揮するので、
暖房器として充分な火力が得られるわけです。
同じ理屈で、料理でもダッチオーブンや、鉄板を使う場合は、
充分な火力が得られ、逆に汁物の調理には向かないことになります。
天ぷらなどの油ものは、その中間。
ということで、キャンパーの皆さん、燃料の特性を考えて
楽しく使いましょう。
とは、言え、ケロシンでもお湯くらい沸かしたいですから、
とりあえず、バルブを全開にしても、あまり効果が無いので、
ゆっくり待つこと、 五徳の高さの調整ができるものなら、
できるだけ、ジェネレーターからの距離を離す方が
効率がよくなると思われます。ジェネレーターが
火口からの直接熱で暖められて、鍋底からの
反射熱(これが冷たいわけ)で冷やされないように
するためです。
五徳との中間に熱を保持できる板を設置するとか、
ジャネレーターに銅線を巻きつけるとかすれば、
効果的だと思いますが、それだと、ガソリンを使う時に
過熱気味になるでしょうし、予熱のために燃焼材を
置くのにも邪魔になるので・・・・・このまま使うかも?
銅線を巻く・・・・かも?
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