コールマン500改:マルチフューエル化
いよいよ、ケロシンでチャレンジ、
写真はバルブ前回で動作中のところ。
ケロシンを使えた場合の利点は、
1.緊急時・災害時に燃料の入手が楽。
2.経済的。
3.安全(爆発の恐れがない)
逆に欠点は、
1・鍋など、使用する道具に煤が付着する。
2・燃焼の立ち上がりにプレヒートが必要で、不便。
3・ケロシン臭がする。
といったところでしょうか?
まあ、欠点の1が個人的には1番気になるところです。
まず、プレヒートの方法を検討します。
バンドプロバイダ比較
結論から言えば、これを使うことに決めました。
主成分がメチルアルコールのゲル状の着火剤です。
写真は、バーナーヘッドに塗ったところ。
初体験でしたが、結果からすれば、
この倍くらい使ってもよかったです。
キャンプ場などでは、ガスバーナーで
ジェネレーターを炙って温める方法もありますが、
取敢えず1番単純な方法を考えました。
液体アルコールでのプレヒートが1番クリーンで無臭で
好ましいのですが、プレヒートカップを設置する必要があります。
実は、Coleman500には、バーナーヘッド上に小さな凹みがあり、
ガソリンで使う場合は、この凹みにアルコールを満たすだけで、
充分ですが、ケロシンの場合は、不十分だと思います。
プレヒートカップの設置は、ジェネレーターまでのクリアランスが
充分ではないし、手間にもなるので、没。
あとは、固形燃料・・・これなら置いて着火すればOKですね。
早速ホームセンターで探してみましたが、ブロックが大きすぎて、
10分以上燃焼してしまいます。 1~2分程で燃え尽きる量が
ベストだと思うので、やはり没。
ということで、ゲル状の着火剤に落ち付きました。
量の調整が自在にできるのが最大の利点です。
で、やって見ると、プレヒート自体は問題なし。
直後にシャットオフバルブを開くと、暫く不安定な赤い炎が出ました。
プレヒート不足が7割、立ち上がりの自然な乱れが3割?
立ち上がりを越えれば、写真のように奇麗な青火になります。
中央部分に燃焼材の燃えカスのようなものが残ってますが、
最終的には、乾いた灰になって、バーナーを汚しませんでした。
でも、更に加熱が進むと、
赤い炎が良く出るように・・
ケロシンの場合、
仕方ないでしょうかね?
使ったあとのヤカンの裏側。
この煤も、ケロシンならでは、
と言うことですかねぇ。
武井バーナーなどを使っている方、
煤が付くと思いますが、どの程度?
翌日6月27日の追記です。
明るい日差しで無風状態で再度点火してみました。
いたずらに燃焼させるだけでは勿体ないので、
昼食のラーメン用のお湯を沸かしましたが、
明るい中では、赤い炎も見えないくらいのわずかなものでした。
順調に使える、ということで、自慢の道具に加えることにしました。
いきなりこの記事に訪問された方は、ひとつ前(火力強化)とふたつ前(風防の設置)もご覧下さい。
通常ケロシン、ないときガソリン使用というマルチフューエルとします。
尚、ケロシンを使った場合のジェネレーターの詰まり具合については、
継続使用により、今後の検証課題とします。
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