トライアック万能調光器組立
『キャンプ道具を制作するための道具』
の制作レポートです。
きっかけは、
林ホビー工作研究室で、
ディスクサンダーの回転数を落とす方法として、
調光器のキットに言及があったのを見つけたことです。
ディスクサンダーなどの電動工具って、とっても便利ですが、
ちょっと回転数が早く、トルクが強すぎて、薄鋼板などの
材料を痛めたりすることがありますので、以前からパワー制御が何とかできないか?と思ってました。
バンドプロバイダ比較
市販の調光器の利用ないし改造も検討しました。
出力が5A位のものが多いようで、白熱灯の光量調節には充分ですが、
目的のモーターの制御には、無理だと解りましたので、
慣れない電子工作をやって見ました。
基盤の構造は、電子工作ができる方には、
とても単純な物らしいです。
原理は、トライアックとトリガ・ダイオードを主要部品として、
交流の正弦波を部分的にカットすることによって
出力を押さえる・・・ことらしいです。
キットを秋月電子通商でネットで購入
キットは600円でした。安いですね~完成できればね
他に使ったものは、ケースとして、PCの電源ケース
(廃棄したPCの流用)
コンセント出、入力用各1
(入力用は、PCの電源ケースのものをそのまま利用)
フューズ(適当に手元にあったもの、今回は10Aを使用)
コード少々と半田
トライアックには放熱板が必要ですが、
PCの電源に使われていた銅板を流用しました。
ケースの金属製の内壁に銅板を固定させたので、
ケース全体も放熱板になります。
配線ショートのリスクが高まりそうですが、
まあ、フューズも使っているので、大きな危険は無い?
あとは、工作道具として、ケースに出力用コンセント
を取り付けるための切削にディスクサンダー、ドリルなど。
いつもながら、1番必要なのは、遊び心、好奇心!!
ちなみに、慣れた人には、簡単な組立ですが、
私の場合、半田付けが不要で、トライアックの足が1本接触不良というか、
未接続の状態になっていまして、それを解明するのに、随分かかってしまいました。
総制作時間2日間。 うち、パーツ確認、説明書、配線図読解に1日って感じでした。
パーツそのものに名札があるわけでは無いので、
現物⇒説明書⇒配線図の確認に時間がかかりました。
今回は、完成した調光器で、電動
ドリルを使用します。
久しぶりに木工細工で、
犬小屋を作ったわけですが、
電動
ドライバーがありませんでした。
以前、キャンパーシェルを自作した時、使い切って壊しました。
そこで、写真の、ドライバーとして利用するには、強力で、
回転数も高すぎる電動ドリルを調光器でパワーダウンさせて
ドライバーとして利用することにしました。
犬小屋は、まだ木ネジの数が少なく、仮止め状態なので、
これから晴天日を選んで、仕上げをします。
あなたにおススメの記事
関連記事