ガソリン シングルバーナー(2レバー)の操作方法解説:入門編

pickupcamper

2008年03月25日 18:00

いわゆる2レバー方式と呼ばれているもの

写真は、代表的なColeman502です。

他には現行の508-Ⅱの1代前の508などがあります。 

操作方法について照会がありましたので、アップしました。

写真は、点火時のレバーの位置がわかるように

2方向から写したものです。 

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2レバー方式と呼ばれている理由は、最初の写真のレバーと

この写真の赤いバルブがあるためです。

正式には、レバーがcleaner-regulator lever,

この写真のものが、shut off valve といいます。

良く言われているように、シングルレバー方式と違って、

2レバーの最大のメリットは、火力の調整、特に弱火での使用が容易いことです。

現行品である508-Ⅱが価格面での制約でしょうが、構造が単純化されて

1レバーになってしまったのが、とても残念です。

レバーとバルブの機能ですが、お風呂のシャワーホースとのアナロジーで

考えれば良く解ると思います。

shut off valveがホースの元にある水道栓、

regulator leverがシャワーヘッドの調整バルブです。

shut off valveで水量・水圧の調整ができるために、火力調整が楽、というわけです。

他の利点としては、shut off valveで安全にタンク内の燃料を密閉できるため、

タンクに燃料を入れたままタンクの運搬・携行が安全にできます。

実際の点火については、動画もアップしましたが、

手順を簡単に箇条書きにしてみました。

1.ニードルの詰まりを解消するため、regulator leverをぐるぐる回した後、
  最初の写真の位置にする。⇒これで、燃料噴射ノズルが最大に開いた状態。

2.ポンピングを10~20回して、適当な圧力(弱め)をかける。

3.shut off valveを左(反時計周り)に90度だけ解放する。

4.バーナー部分から燃料の噴射音がするので、バーナー部分に着火マンなどで点火。

5.1~2分は、気化していない液体ガソリンが出るので、赤い炎が上がるが、そのまま
 ジェネレーターが温まるのを待つ。←プレヒート中の状態。

6.炎が青くなり落ち着いてくるので、ポンピングを加え充分な圧力をかけ、
 shut off valveを更に反時計周りに全開にする。

これで完了ですが、タンクに英語で書かれた説明では、このあと、必要に応じて、

regulator leverで炎を調整する、とありますが、実際には、私を含めて、

2レバーを使いこなしている方々は、火力の調整には、regulator leverは

操作せず、shut off valve を絞って調整しています。 

















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