Coleman 502 ストーブ購入

pickupcamper

2008年01月31日 19:00

coleman 502をゲットしました。 歴代のストーブの変遷を見ると、

ホワイトガソリンにこだわる理由がこの前後では?

と思われることがあります。 実はもともと気になっていた機種です。

分解整理が簡単で、ジェネレーターも直線状で、

先端のニードルの清掃まで、やろうと思えばできます。

2レバーで火力調整がとろ火までできるのも魅力的。五徳も508Aより大型で安定しています。

風防も外側の器が兼ねているようですので、オプション不要です。

colemanが「ホワイトガス使用」を明記し出したのも、このあたりからですので、興味津々です。
ブロードバンドプロバイダ料金比較
ジェネレーターやニードルの構造は、以前所有していた韓国製灯油バーナーと

同じで、とても単純なタイプです。 これなら、500のマニュアルと同じで、

無鉛ガソリンを使っても、たまにニードルの清掃をすれば使えそうです。

でもマニュアルには、ホワイトガソリンのみ、と書かれています。

長々と書くまえに、結論めいたことを言ってしまえば、コールマンは、

慣れないユーザーに、ジェネレーターとか、ニードルのメンテ方法を明記して、

かえってトラブルになることを避けたのだと思います。

慣れたバックパッカー向けに、GI ポケットストーブを販売しているのと異なり、

コールマン商品が売れるにつれ、慣れないファミリーキャンパーなどにも自社製品が

買われるようになり、いわゆる「バカチョン方式」のストーブにした方が、戦略的に安全だと

思ったに違いありません。

「ジェネレーターが詰まったら、最寄のcoleman取扱い店まで持ってきて」というのが、

コールマンにとって、一番の安全策なわけです。

この点、山男、山女に愛好者の多いオプティマスの弁当箱型ストーブとは、

ターゲット層が全く違う、ということなのでしょう。

もっとも、colemanも、本格的キャンパーも掌握したいので、そのための

仕掛けは用意するわけです。 それが、当初は、PEAK1という別ブランドです。

これは、後に、EXPONETというブランドに移行します。
(結局、EXPONENTという新ブランド戦略は、
単なるcolemanブランドの中の商品名に収束しちゃいましたけど)

ただ、colemanは、操作に慣れたユーザーには、デュアル・マルチフューエルタイプを、
慣れていないユーザー層には、メインストリームの502、後の508を売るという戦略は、確定したようです。

以上は、私の独断的な推測で、coleman社にインタビューをしたわけではありません。

ただ、そんな推測をしてしまうのは、

まず、502の前に1年位の超短命で、回収された501の事例です。

所有していませんし、無断の写真転用は避けたいと思いますので、ネット検索でも

してください。
 ジェネレーターの形状以外、ほぼ同じ形です。

この記事のあと購入し、記事も書いてますので、ご覧下さい。

ジェネレーターがバーナーヘッド上で、一周回って燃焼室に入る形になっています。

この構造による、火災(爆発?)事故が製品の回収となったとのことです。

ジェネレータが長い分、多めの燃料が長い間、プレヒートされるわけですが、

それだけで、即、火災事故になるわけではないでしょう。

多分、ニードルの先で、燃料詰まりを起こし、それを無理やりポンピングで

高圧縮となった燃料と噴出させて・・・・ということでしょう。

手慣れたユーザーなら、先に燃料詰まりの修理を考えるでしょうが、

メーカーとしては、ユーザーが選べないわけですし、訴訟リスクも高まってくる時代になり、

一般向けには、製品を、誰が使っても大丈夫な物にするのが賢明です。

501の事故の直後、思いっきり安全性にこだわってデビューしたのが502、ということでは?

502には、そう思いたくなるような記載が、複数あります。

まず、一般的注意事項「General Suggestion」として、

ジェネレーターは、液体燃料を気化させるパーツです。 
徐々に煤がたまってきますので、燃料詰まりを起こす可能性があります。
その様なトラブルを避けるために、予備のジェネレーターを携帯するようにして下さい。


雪山登山中にcolemanのジェネが詰まって、凍死した人の家族から訴えられたのでしょうかね?

燃料については、

常に正しい種類の燃料をお使い下さい。
ストーブの性能は、使う燃料に大きく依存します。
ガソリンに含まれる気化しない成分は、
気化器の機能を停止させ、やがては気化器を壊してしまいます。
coleman社製のストーブ・ランタン用燃料か、
汚れていないホワイト・ガソリンをお使い下さい。
決して、鉛成分や潤滑油の混じったガソリンは使用しないで下さい。

もし、なじみのガソリンスタンドにcoleman製の燃料や
ホワイトガソリンがないようなら、

石油会社に照会して下さい。ほとんどの石油会社は、
最寄の販売店を教えてくれるはずです。


最後のところがとどめですね。
スタンドの店員が「お客さん、これって、普通のガソリンでもOKよ・・・」
なんて言っても、絶対に使うな!!ってことですね。

もう一度断っておきますが、すべて私の憶測です。

憶測をまとめますと、

どんだけ詳しいか、解らないお客様は、どうぞ、大人しく、ホワイトガソリンのみ使って下さい。
それでも、ジェネレーターが壊れることもあるので、予備も用意しておいてね。
ホワイトガソリンでも煤は出るから、詰まる時は、詰まるんだけどね。
(無鉛ガソリン使っても、必ず詰まるわけじゃないけど、対処の仕方知らないでしょ)

無鉛ガソリンを使いたい人は、ベテラン用の旧Peak1製品、現Exponentを買ってちょうだい。
でも、デュアルフューエルと書いていても、詰まるときは、詰まるんだけどね。
(でも、あんたたちは、詰まった時の対処は、できるよね)

そうそう、ついでに、マニア用に、灯油用のジェネをオプションで用意したモデルもありますよ。

何故、502、508に灯油用ジェネを用意しないかって?

ジェネの交換ミスで、燃料漏れ事故を起こされても困るし、

灯油用ジェネのままで、ガソリン燃やされても、もっと危ないしね。

ほら、ママチャリには、変速機つけてないでしょ
変速機に気をとられて交通事故に合われても困るからね・・・



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